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アートシーンその1 <大阪時間>レポート「谷町編」

 ・・・2008年03月19日・・・

 ここは大阪城の南、小雨模様の難波宮跡史跡公園。時々突風が吹く天気に、人影はまばら。柳の枝が風になびくのとシンクロしながら、この作品も揺らめきます。吊り下げられた布のひとつひとつに結び付けられた鈴の音が風が強く吹くとそれに答えるように高まります。その動きと音が、この地の今の時間を刻んで行きます。(写真ではわかりにくいですが)藤棚の藤の色、八角殿院跡とされるパーゴラの往時を想起させる朱の色。周りの風景を織り込みながら、過去の記憶を呼び起こさせます。作者の名は平松陽子さん。作品の名前は「view」といいます。

作品No10-a

 <大阪時間>は大阪市内の「船場エリア」「谷町エリア」の様々な場所を展示場所としながら大阪の過去からの時間をテーマとしたアートの展覧会です。(概要についてはhttp://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_08/index.htmlを参照ください)

それぞれのアーテイストがこのテーマについて真剣に取り組んだ姿勢が読み取れました。デイレクターの力量かも知れません。

・・作品のそばにゆっくり休める椅子がほしかったなー(疲れ)・・・

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